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公共性に配慮[1]  


・はじめに

公共の空間の中には、さまざまなものが存在するが、
その中でも住宅のカラー(色彩)というのは、大変重要となる。
カラー(色彩)の選択にあたっては、公共性に十分配慮しなければならない。
公共性に配慮するには、どうしたらいいか? 
その方法として、「色彩を秩序づける」「慣れ親しんだ色彩を使う」の2点を強調して説明したい。

・色彩を秩序づける

色の3属性(色相、明度、彩度)のうち、彩度を特に注目したい。
一般に、色彩は彩度が高く鮮やかなほど人の目を誘う力が強い。
その為、公共空間の中で、目立たせる必要があるものに対して
彩度の高い色を採用する。
逆に言えば、住宅は目立つ必要はないのであるから、
彩度の低いものを採用するべきである。

・慣れ親しんだ色彩を使う

建材にはそれぞれ慣例的に使われている色彩がある。
例えば、瓦には、黒や茶色が多く使われる。
このように、慣例色を使うことによって、多くの人にとって
違和感を感じない落ち着いた景観を生み出す。
もし、一人でもそれを壊す色使いをするだけでも、景観全体が台無しになる。


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