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■建築材料の種類  


・素材そのものの色を利用する素材色


石材や木材は、素材のままの自然の色や材質感を生かして使用されることが多い。
また、これらの自然の素材色は、複雑な風合いを持っており、一つとして同じものは無いのが特徴である。

ステンレスなどの金属材料の金属感そのものの表現や、
コンクリート打放し面のような人工的で素朴な材質間もよく利用される。
銅が時とともに、緑青の美しい色に変化するのも素材色といえる。
石材や木材などの色や材質感を塗装や印刷などの手段で模した擬似素材色も身の回りに多く存在している。

・素材そのものに色をつける内部着色

プラスチック材料のように、基材樹脂そのものに染料や顔料を混合して全体を着色する方法を内部着色と呼ぶ。
着色セメントなどもこれにあたる。

プラスチックの内部着色は、染料や顔料を使用するので表現できる色の幅は広いが、
注文色を少量作ることは難しいし、塗料のような厳密な色合わせは期待出来ない。

内部着色の分類に入るものは、着色ガラス、無釉の陶器材料、れんが、着色されたセメントブロックや
舗装材などがある。

・被覆による彩色・表面加飾

表面を被覆して彩色・加飾する色彩表現の方法で、塗料・塗装に代表される。
絵の具による彩色、印刷、釉薬による色付けなどがこれに含まれるが、
マーキングフィルムのように「貼る」という方法も表現を被覆する手段の一つである。
俗に「貼る塗料」といわれる。表面を被覆することから、素地のむらや凹凸を隠すことが出来るし、
被覆によって内部を保護したり、表面に別の機能を与えたりすることが出来るという特徴を持っている。

このほか、被覆には金属表面処理やメッキがある。
電気的、化学的手段によって物体の表面を金属や金属化合物によって被覆する方法である。
アルミニウムの陽極酸化皮膜(アルマイト)や、金やクロムのメッキなどが含まれる。
メッキやアルマイトは彩色とは言い難く、表面加飾と呼ぶべきであろう。
当然、表現できる色の幅は狭いが、金属光沢、金属感といった独特な表現効果を持っている。


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