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■都市計画関係  


・屋外広告物法

第3条 
都道府県は、条例で定めるところにより、良好な景観又は風致を維持するために必要があると認めるときは、
広告物の表示又は掲出物件の設置を禁止することができる。

第5条 
前条に規定するもののほか、都道府県は、良好な景観を形成し、若しくは風致を維持し、又は公衆に対する危害を防止するために必要があると認めるときは、条例で、広告物(第3条の規定に基づく条例によりその表示が禁止されているものを除く。)の形状、面積、色彩、意匠その他表示の方法の基準若しくは掲出物件(同条の規定に基づく条例によりその設置が禁止されているものを除く。)の形状その他設置の方法の基準又はこれらの維持の方法の基準を定めることができる。

→つまり、都道府県毎に、色彩に関することも細かい規定がある可能性があるということ。
広告の設置前には、法律、条例などをよく確認する必要がある。
全国的に、厳しくて有名なのが、下記にあるように京都市の条例である。初めて京都に行った人は、
必ず驚いてカメラを撮るんですけど、マクドナルドの看板が、黄色ではなくて、茶色なんですね。
やはり、黄色のあの眩しい看板が、条例の「表示面の色彩が周囲の建築物等の色彩と不調和でないこと。」
に ひっかかるのでしょうね。
これで近くの歴史的な建物の情緒を失わせること無く、街全体の雰囲気も良く保たれている要因の一つだと思います。

<滋賀県屋外広告物条例 施行規則>によると

(1) 都市および自然美を損なわないように表示し、かつ、面積、色彩、形状、意匠等を周囲の環境に調和させること。
(2) 原則として地色は、黒および原色を使用しないこと。
(3) 蛍光および発光を伴う塗料または材料を用いないこと。
(4) 照明を伴うものにあつては、昼間においても美観風致を害しないこと。
(5) ネオンにあつては、その点滅速度は努めて緩やかなものとすること。

<京都市屋外広告物条例 施行規則>

(1)  表示面の色彩が周囲の建築物等の色彩と不調和でないこと。
(2)  ネオン管等の装飾が昼間の景観に配慮したものであること。
(3)  照明がフラッシュ式又はストロボ式でないこと。
(4)  アーケードに定着するものにあっては,可変式屋外広告物又はその掲
   出物件でないこと。
(5)  建築物等定着型屋外広告物にあっては,次に掲げる基準に適合して
   いること。
   ア 幕にあっては,建築物等の1の立面に2以上の幕を表示するときは,
    それからの表示面の下地の色が統一されていること。ただし,最上部の
    高さが3メートル以下のものについては,この限りでない。
   イ アーケードに定着するものにあっては,下地の色がアーケードにおい
    て表示し,又は設置されている既存の建築物等定着型屋外広告物等の
    下地の色と不調和でないこと。
(6)  突出型屋外広告物等にあっては,可変表示式屋外広告物又はその掲
   出物件でないこと。ただし,その面積が0.5平方メートル以下のものにつ
   いては,この限りでない。
(7)  第1種地域内に存するものにあっては,次に掲げる基準に適合してい
   ること。
   ア 照明の色が白色又は淡色であること。
   イ 照明の色の数が1であること。
   ウ 照明が点滅式でないこと。
(8)  第2種地域内に存するものにあっては,次に掲げる基準に適合してい
   ること。
   ア 照明の色が落ち着いた色であること。
   イ 照明の色の数が2以下であること。
   ウ 照明が点滅式でないこと又は照明の点滅の速度が緩やかであるこ
    と。
(9)  第3種地域又は第4種地域内に存するものにあっては,次に掲げる基
   準に適合すること。
   ア 照明の色の数が3以下であること。
   イ 照明が点滅式でないこと又は照明の点滅の速度が緩やかであること。

・都市公園法

施行令第15条
占用物件の外観及び配置は、できる限り都市公園の風致及び美観その他都市公園としての機能を害しないものとしなければならない。

→具体的な色の規定は無いが、美観を害しては駄目ということは、けばけばしい色を使ったら駄目ということでしょう。


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